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Denali Llamaで漕く首都ダウンタウン 「佃島」編 - なにわ漁師達のバイタリティーに圧倒されて!
2013-09-16-Mon  CATEGORY: 出撃/撤収記録 - 4号艇


PACKRAFT - パックラフト!
臆病な小生でもついに横断、隅田川を、パックラフトで。

都会の川は人工構造物だらけだ。
行きかう動力船、頭上には高速道路、水面から突き出た杭。
そしていつやって来るか予期できないゲリラ豪雨。

危険を回避する体力とテクニックが必要だ。

そんな都会の川ではあるが、川から見る都会はいつもは何とも思わないで見過ごしてしまう風景を新鮮なものにしてくれる。
これがアーバンカヤックの醍醐味ではないだろうか。


今回は佃島から隅田川を横断、亀島川~日本橋川のコースを、例の「閘門水先人」氏に連れて行って頂いた。

氏にとっては学生時代からの馴染みのエリアだが、小生にとっては天竜川臥龍峡と同じ響きである。

では早速 レポートすることにしよう。




その日、8月24日(土)は薄曇りではあったが、すでに早朝から酷暑を十分に予感させる蒸し暑さであった。

東京メトロ有楽町線「月島」駅に8:30AMに「閘門水先人」氏と落ち合う。

サンテン「あひる」号を入れたザックを背負った氏が笑顔で待っていてくれた。
いくらフジタカヌーの最小最軽量のカヤックとはいえ、PFD等含め100リッター20kg近いザックになる。

小生は今回もPACKRAFTのDenali Llamaだ。
PFD等を含めても7kgで40リッターのザックでも余裕なのだ。

もちろん、ここまでの電車行によるJRや地下鉄の昇り降り、それと暑さで既に体力は消耗していく。
しかし、これから漕行が楽しみで気分は絶好調だ。

小生にとって、アーバンカヤックの醍醐味は、出撃前にスタバ(最悪でもコンビニ)でのコーヒーを楽しむひと時だ。
安上がりの贅沢なひと時なのだが、仕事の出勤前のコーヒーとは全く違うひと時だ。

そこで氏からその日の漕行程の説明を一通り受け、近代的なビルを抜けると下町情緒あふれる出撃場所まで歩いて10分程だ。

時折り小雨が混じるが、ささっと準備しいざ出撃。
いざ出撃 20130824

この出撃地点は、昔 佃島と月島が別々だった頃に、その間を流れていた佃川の支流だったそうだ。

佃川本流はもう埋め立てられてない。

その支流にかけられている橋(佃小橋)をくぐると、立て看板がある。

「此の場所には、江戸時代後期寛政拾年(1798年)徳川幕府より建立を許された大幟の柱、抱が埋設されておりますので、立ち入ったり掘り起こしたりしないでください。」とのことだ。

そのまま進むと左に直角に曲がる。
佃小橋 20130824
この左側に「住吉神社」があるのだが、これがまた面白い。

徳川家康が江戸から上洛した時に、大阪の西淀川区佃の漁師達がいろいろとお世話をした縁で、家康から当時は干潟だったところを埋め立て、名前を大阪の故郷の佃にちなんで佃島とし、そこに漁師家族33名が移住したそうである。

3年に一回お祭りがあり、その時に使う幟(のぼり)の支柱が6本埋まっており、今もお祭りの度に掘り起こして使っているそうだ。
佃住吉講 20130824
(ここに埋まっている。)

そして左の直角に漕ぎ進むと、右岸側が住吉神社となっている。
住吉神社横 20130824
最初の神主は、大阪の漁師達33名と一緒に移り住んだそうである。

しかし17世紀からのことですから大変興味深い。

なにわの漁師達が当時の最大権力者に仕え、十分なプレゼンスを示す。

しかも当時の東京湾の干潟を埋め立てて大阪から江戸へ移り住む。

考えれば考える程、そのバイタリティー溢れるダイナミックさに圧倒される!

想像も出来ない程だ!!




そして住吉神社を過ぎ、この水門(住吉水門)の向こうはいよいよ「隅田川」だ。
住吉水門 20130824

今日はこれで一旦締め、「隅田川」の渡河以降は次回にしよう。

今晩はまたこれから、その「なにわ漁師達」のことを思い、心象漕行を楽しみたいのだ。

あっ、そうそう、こんな映像をYuoTubeで見つけた。
  「佃 住吉神社 大祭 大幟柱掘り起こし」
3年に一回、掘り起こされる、デカい幟(のぼり)様の柱の掘り起こしの映像だ。




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