異国で気付いた健康のありがたさと女房のありがたさ!そして気づいた奇跡のような家族のありがたさ!それにも懲りず、バス・電車・飛行機でカヤックに行きたい!
まずは女房に感謝から!
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熊野那智大社への修験道を漕ぐ! その録 <最終編> ~ そして野宿は続く!
2014-06-29-Sun  CATEGORY: 出撃/撤収記録 - 4号艇



実は この方面の大家の方々のブログをこっそり訪問してみた。

いやぁ~皆さんお盛んだ!


すっかり黄昏てしまった後期中年にはハードルが高くてとても真似できそうもない。

・・・・・・・「黄昏」・・・・・・・でも何だかいい響きだ・・・・・・。


だがその黄昏た後期中年が身の程を弁えず行動するとトラブルに巻き込まれる。

いや、トラブルに迷う混んでしまう。


学生時代の友人に小生のこのブログを紹介した。

『 今の年齢でこれだけ根っこ引き抜いて風に身を任せることができるのは、幸せですね~。』

そんなコメントを頂いた。



そのコメントを嬉しく感じることが出来たのだが、他の友人にそのことを話すと、乾いた笑いが帰ってきた。





まっ、そんなことはどうでもいいんですが、 『 熊野那智大社への修験道を漕ぐ! 』 もついに最後に最大のクライマックスが待っていた。


夕刻17:00にJR「新宮」駅を出発し、何とか「名古屋」の自宅に帰って来た。

20140405 帰路 自宅で野宿

もう夜中の1:00だ。

まずはシャワーを浴びたい。

そして自分のお布団と枕で寝るのだ。

そのためには玄関のドアを開けなければならない。



まさか・・・・・・・・・

カギがない。。。。。。

カギを持たずに出てきていたのだ。

マンション住まいだから玄関からしか部屋には入れない。


・・・・・・しょうがない。

インターホンを鳴らして、いつも感謝して止まない女房を起こそう。

不機嫌な顔が浮かぶがそれしか手段はない。



『ピンポーン』

『・・・・・・・』

もう一度、『ピンポーン』

『・・・・・・・・・・・・・・』

もう一回、『ピンポーン ピンポーン』

続けて二回も鳴らしてしまった。。。。。。



・・・・・ちょっと待てよ。

出かける前の夜にぃ・・・・・・

いつも感謝して止まない女房がぁ、

『 明後日から ましゃ (F山雅治)のコンサートに2泊三日で東京に行って来ますから。』

と言われたような・・・・・・・。


もう夜中で日付は替わり、疲れでボケてきてはいたが、徐々に頭が冴えてきて、明後日まで帰って来ないという現実を理解してしまった。


今からビジネスホテルにでも泊まりに行こうかとも考えた。

外からベランダへ侵入すれば、掃出し窓のカギが開いているかもしれない。。。。。


そうだ、きっとそうだ。

開いているに違いない!

早速 行動に移る。


ベランダへは意外と簡単に侵入できた。

だが残念、窓のカギはしっかりと施錠されていた。


そこでふと思いついた。

ここで寝よう、ベランダで。

テントも寝袋も食料もある。


再度110リッターのドラム缶ドライザックを取りに引き換えしまたベランダへ。

ドラム缶が重く苦労はしたが、冒険の続きのような感じで、夜中なのにテンションが上がって来た。


まずはテントだ。

もうチョチョイのチョイだ。

寝袋もササッとセットした。


なかなかいい感じだ。

一息つくと小腹が空いてきた。

アルファ米の「ピラフドリア」が残っている。

燃料用アルコールも十分残っている。


だが、残念、水がない。

窓から台所の蛇口は見えるが、ベランダには水がない。

しょうがない・・・・400m離れたコンビニに買いに行く。


もう夜中の2:00を過ぎてしまったが、狭い星空を見ながら「ピラフドリア」を楽しんだ。

もちろんビール付きで。

ついでにコーヒーも。

狭い星空でも、いつもとは違った自宅での過ごし方に、それなりの満足感すら。


でも今度は・・・・・・・・・・トイレに行きたい。

一瞬だが、ベランダの雨水排水穴が目に入ったが、

また400m離れたコンビニへ向うしかない。

ベランダの窓の外からトイレのドアを恨めしく覗く。


今日はこれでコンビニに行くのは最後にしたい。

そう何回もベランダから出入りしてると通報されてしまう。

そうだ、歯ブラシも持って行こう。

なかなかまだまだ冴えている、とその時はそう思って自画自賛したが、マヌケそのものだ。


コンビニから帰ってきてテントの寝袋に入る。

ここでは「牡鹿の雄叫び」も獣の呻り声 ( 実際は「サイモン」氏のイビキではあったが・・・ ) も聞こえない。

聞こえるのは、県道 ( 名古屋ー長久手線 ) を走る車の音と、近くにある東山動物園のオットセイの鳴き声ぐらいだ。


そして夜が明けたのがコレ。

20140405 一夜明けて・・・・自宅で野宿

カラスの鳴き声で目が覚める。

20140405 自宅で野宿

いつも感謝して止まない女房が帰ってくるのはまだ明日かぁ・・・・・・・・。



ーーーーー (完) -----








編集後記;


結局 その日は110リッターのドラム缶ドライザックを背負い、名古屋の街を彷徨った。

その日の晩は、さすがにビジネスホテルに。

今度ベランダに、緊急用の水と簡易トイレを設置しないと不便だ。

特にといれは携帯トイレではなく、据え置き型の小型簡易トイレがあったらとより快適だろう。

一見しただけではトイレとは思えないベランダ菜園のプランターを模したものなんかどうだろう。

あまりオシャレでなくて良いが、猫が使う様なものではその量が・・・・・・・・(この辺で止めておきましょうかね)。


その翌日は、いつも感謝して止まない女房が帰って来るまで、1回分残った「青春18きっぷ」で名古屋~米原~草津~柘植~亀山~名古屋と消化試合。

なんとも締まりのないものとなってしまった。

20140403 翌朝
20140405 朝日を浴びて・・・自宅で野宿

どちらも非日常と言えば非日常なのだが・・・・・・・






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熊野那智大社への修験道を漕ぐ! その伍 <熊野パニック 編>
2014-06-28-Sat  CATEGORY: 出撃/撤収記録 - 4号艇

ニッポンのW杯2014も 「コロンビア」戦 1-4 で終わった。

しかし、「熊野那智大社への修験道を漕ぐ!」は、まだその前半のヤマ場に差し掛かったところだ。

今回は第5シーズン <熊野パニック 編>だ。


思い返せばこの時に「サイモン」氏を5:00AMに叩き起こせば良かったのだ。

20140403 翌朝

不吉な暗雲が立ち込み、トンビが低空を不安定に滑空しだすと、

20140404 暗雲垂れ込む

いきなり突風が迫ってくるのが見えたのだ。

その突風は「サイモン」氏の方向からやって来た。


もう前には進めない。

これだけ川には流れがあるのに、どんどん上流に戻されていく。

穏やかだった水面ももうドンブラコ状態だ。


「サイモン」氏はもう川岸に避難したのか、その姿が見えない。

300m先にいたはずだった。


その時、何か黄色い物体が宙を舞った。

まさか!

そのまさかだった。


「サイモン」氏のパックラフトだ。

それが宙を舞い、そして川を滑っていた。

そして人が・・・・間違いなく「サイモン」氏が・・・・上流へとすべる様に流されて行くパックラフトを泳いで追いかけていたのだ。


こりゃいかん。

小生も慌てて川岸に上陸する。

パックラフトが風に持って行かれない様に抑えるので必死だ。


気が付くと横殴りの雨も降っている。

雷の音も聞こえる。

だだっ広いが石でゴツゴツの河川敷でただ伏せる様にして耐えるしかなかった。


河川敷から脱出したかったが、とにかく広い。

しかも足元はゴツゴツのデカい石だらけで移動する気にならない。

10kg以上のザックが括り付けられたパックラフトが風に煽られ20kgにも30kgにも感じる。


「サイモン」氏はどうなっただろうか・・・・

おっ、いたぞ!

無事そうだ!!

パックラフトを担いで河川敷からの脱出を図っていた。


この河川敷、広いだけではなく幾重もの丘の様になっている。

民家が見えるがそこまで行くのにかなりの行程だ。

しかしこの場から逃れるにはそこまで移動するしかしょうがない。


「サイモン」氏が遙か向こうで手を振っているのが見えた。

「こっちへ来ぉ~い!」 と言っている様だ。


もうボロボロで這うように移動した。

そこには絶好の避難所があった。

ここでは、それを 『 熊野シェルター 』 と呼ぼう。


『残念ですが、ここで撤収しましょう。』 と 「サイモン」の提案だ。

反対する理由はない。

20140404 熊野シェルター内部

しかし、どうもこの 『 熊野シェルター 』 、当たり前だが、我々のために造られた訳ではなさそうだ。

大水が出た時には川となるところで、橋の下であることに気づく。

20140404 熊野シェルター外観

今後どうお天気が悪化するか分からない。

更に激しい大雨になったりでもしたら・・・・・慌てて撤収だ。


雨と激しい風の中ではあるが、その 『 熊野シェルター 』 のお蔭でなんとか撤収はできた。

もうヘトヘトになりながら例の110リッターのドラム缶ドライバックに全てを詰め込む。


撤収の全てが完了して下流に向かって歩き出した。


人の姿は全く見えなかったが、

しばらく進むと地元の農作業の方に奇跡的に出会った。


北山川は三重と和歌山の県境を流れている。

7~8km下ると三重県側からバス道のある和歌山県側に渡れるらしい。

歩くしかしょうがない。

幸い山道具のポール(杖)を持って来ていたのでかなり助かった。


歩き始めると、降って雨が止んだ。

間の悪い時はそういうものなんだろう。

20140404 熊野川との合流

お天気は風はまたかなり残ってはいるが、見事に回復し青空が出始めた。

しかも、何かは橋の様なモノが見える。

20140404 熊野川 合流 橋

「なんだ。結構近い。良かった良かった。」と思うのも束の間。

「北山川」が「熊野川」と合流する地点で「熊野川」に架かる橋だった。

バスで渡った橋で、和歌山県側に架かる橋でまったく意味がなかった。



最初は並んで歩いていたが、「サイモン」氏が偵察を兼ねて先を進んだ。

青空はどんどん広がり、熊野川本流と合流したので、我々の眼下には、川下りには最高の流れが見える。

20140404 熊野川本流

しかし、水辺は崖下にあり、とても下りれない。

しかたなくドラム缶を担いで歩き続けた。


1時間以上歩いたところで、川に直接アクセスできる、広い河原に辿り着いたが、先を進んでいた「サイモン」氏が和歌山県側を睨み佇(たたず)んでいた。

20140404 サイモンに追いつく

サイモン: 『渡りましょう。 向こう岸にバス停がある。 昨日バスを乗り換えたところですよ。 レストランもあります。』

小生: 『橋がありませんけど・・・・、』

サイモン: 『パックラフトで渡るんですよ。 本来のPackraftingですよ!』

小生: 『・・・・・・・・』

小生の意見なぞどうでもよく、「サイモン」氏は川に向かって歩きだした。

20140404 サイモンの決断

それからの「サイモン」氏の早いこと早いこと。

20140404 サイモン オン・ザ・リバー

小生が準備を終える前にはもうほとんど対岸に渡っていました。

20140404 サイモン アクロス・ザ・リバー

対岸にはジェット船の船着き場があり、営業を開始していたのか、頻繁に出入りがあった。

あまりそんなところには行きたくない。

パックラフトをもう一度ドラム缶から取り出し、トラム缶をパックラフトにパッキングする元気もなかなか出ない。

しかし、どうもその船着き場が、その辺りでは唯一安全に対岸に上陸できるポイントであることを理解する。

20140404 サイモン ジャスト アクロスド

もう「熊野川」と合流してますがら、水量は北山川の十倍はある様に感じ、流れは当然かなりなものでした。

小生にも出来るのだろうか・・・・・

ここでホントの意味で、 SunnyEmotion での訓練が役にたって欲しい!


SunnyEmotion の柴田氏から教わった、「フェリーグライド」の基本と原理を思い返す。

① 船底で上流からの流れを船と一体になって感じで受けるコト。

② その流れの力を進みたい方向への推進力にするコト。

③ 決して下流側に船腹を見せないコト。簡単に転覆する。


いやホントに緊張した。

でもちゃんと訓練を受けていたおかげか、

20140404 アズ ウエル

小生も無事に対岸に辿りつく。

またPackraftを片付け、ドラム缶で再度パッキング。

いやはやホントにもうへっとへと。


でもさすがの観光地のジェット船の船着場だ。

20140404 対岸の文明世界

きれいなレストランと、清潔なトイレも完備されている。


すっかり快適な文明社会に戻り、かなりほっとしたところで、「サイモン」氏から提案が。

『ここから、新宮までバスがあります。 二時間ほどゆっくりレストランで休憩し、もう帰りましょう。 「大雲取越」へのトレッキングはまた今度にしましょう!』

もちろんこの提案に反対できる元気などもうありませんから、『そうしましょ、そうしましょ。』と諸手を挙げて賛同だ。


そのまま倒れ込む様にレストランへ。

冷たいビールに、カリカリのから揚げでもう天国!

まさに「文明開化」ってな感じです。


2時間はあっという間に過ぎJR「新宮」駅へ。

「サイモン」氏は大阪方面へ特急列車で、

20140404 新大阪行き特急

小生は名古屋方面へ 「青春18キップ」 の鈍行で。

時間的には自宅まで辿り着く鈍行での最終列車になる。

もちろん特急列車に乗ることも出来るが、往路で贅沢をしたし、ここは 「青春18きっぷ」 でのんびり名古屋へ帰ろう。


ところが、紀伊半島東部地区の伊勢・松坂のJRが強風のため運転見合わせになっているという駅アナウンスが・・・・・た。

新宮から名古屋までJR線の紀勢本線・関西本線は単線だ。

一度ダイヤが乱れるととんでもなく遅れることが容易に想像できる。


列車はホームにはいたが、1時間程遅れて発車。

20140404 鈍行 多気行き

この鈍行列車より早く発車するはずだった特急列車はまだ来ていなかった。

途中の駅で、その特急列車とすれ違い、約1時間後に今度は抜かされていく。


名古屋まで戻る乗客は、帰れなくことを恐れ、みんな特急列車を選択したのか小生の「鈍行列車」の車内はガァ~ラガラ。

20140404 車内はガラガラ みんな特急で移動

それでも、なんとか午前1:00には自宅に到着。

往路は4時間だった乗車時間は8時間となった。


結果的にはとれて思い出に残る良い冒険だったと思う。

十分な満足感を得、疲れは激しいがなんだか良い気分だ。


だが、自宅玄関の前で、その良い気分から奈落の底へ落とされる。

今回の冒険はここからそのクライマックスとなるのだが、

『 熊野那智大社への修験道を漕ぐ! その録 <最終編> ~ そして野宿は続く! 』

として次回で締めくくるたいと思う。








編集後記:


その日(4月4日)の後半、『熊野シェルター』からの徒歩行軍行程地図です。

20140404 熊野パニック行軍地図

4kmしか歩いてませんが、ドラム缶を背負ってましたし川まで横断です。

いやもう十分だと思いましたね。
 
もしも 「 大雲取越 」 を強行していたら・・・・・・また違う展開もあったのだろうか。。。。。






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熊野那智大社への修験道を漕ぐ! その四 <桜吹雪 編>
2014-06-25-Wed  CATEGORY: 出撃/撤収記録 - 4号艇
「牡鹿の雄叫び」と「サイイモン氏の寝言」に小生の睡魔が勝った翌朝の5:00AMです。

20140404 あさイチ

夜には小雨があった。

でも朝もやが立ち込め、その日は良いお天気になることを予感させる。


前日にはあまり気が付かなかったが、ほとんど満開のでっかい桜の木の下が「野営地」であった。

20140404 桜の木の下で

その満開の桜が前夜の小雨て散り始めた。

花びらがパックラフトとテントを彩る。

20140404 桜模様のPRとテント

風が少しあり、見事な桜吹雪だった。

20140404 桜吹雪の図

山間部で朝から風があることが、どういう意味かはとは疑問には思わなかった。。。その時は。。。。

ただ、とてもきれいだとしか感じなかった。。。。。



それにしても「サイモン」氏は良く寝ていた。

20140404 やっと目覚める氏

お目覚めになられたのは、9:30AM。

20140404 もうすっかり陽が昇り

その日の漕行程は20kmもなく、余裕のスケジュールだった。

20140404 漕行程予定図

朝の「アルファ米」の「エビドリア」と「コーヒー」で、贅沢な朝食の時間を過ごす。

快眠の後の快食。

快食の後の快便で、スコップと紙とライターだ。


スマートウールのパンツでの「サイモン」氏のファッションショーを楽しみながらテントを撤収し、出帆は10:45AMとなった。

(氏が言うには、「スマートウール」のパンツは史上最強らしい。)


また今度は氏が小用を足している様に映ってはいるが、、、

20140404 出帆前に・・・

ようやく出帆です。

20140404 いざ出帆

サクラ吹雪の余韻を感じながら。

20140404 桜の余韻に浸り

上空の雲は結構速く流れるが、

20140404 最高のお天気

谷間にある川ですから、それほど強く感じない。

谷の上からは清水が川へ湧き流れ落ちてきます。

20140404 清水湧き流れる

いやもう、最高っす!


ところが、2時間程 漕ぎ進むと、

20140404 暗雲垂れ込む

何やら急に暗雲立ちこみ、トンビ(?)も低い高度で不安定に滑空してます。


海では午後は漕がない様にしています。

そう言えば、もう13:00です。

今朝5:00に「サイモン」氏を無理にでも起こせば良かったかなと・・・・・


風が意外に強くなってきたが、十分に前には漕ぎ進める。

水量があるので、川の流れに助けられる。


「サイモン」氏のPackraftはその船体の中に荷物を収納できるタイプだ。

つまり風の抵抗を受けにくい。


見通しが開けたところに出てきたが、氏は小生の300mは前方を漕いでいる。



その時である。

下流から、海でのナブラの様にものが、ものすごいスピードで近づいてきた!!!



以上、これから前半のクライマックスなんです。

でも、ほら。

明日は5:00AMからW杯 コロンビア戦ですから・・・・・






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熊野那智大社への修験道を漕ぐ! その参 <牡鹿の雄叫び編>
2014-06-23-Mon  CATEGORY: 出撃/撤収記録 - 4号艇
遂にやって来ました秘境へ!

和歌山・奈良・三重の県境だから、やっぱし「秘境」です。

場所は「熊野川」の支流「北山川」の「瀞峡」です。


ここまで来る途中からは、「北山川」沿いに路線マイクロバスが、断崖絶壁を曲がりくねった細い小道を走ります。

小生は「高所恐怖症」ですから、バスの車窓から見える「北山川」を上から望んで下見するなんで出来ません。


「ラオス」帰りの同行者「サイモン」氏に下見はお任せ。

小生はバスの一番後ろの座席でうつむいて、その恐怖に耐えます。

やっとこさ到着した風景がこれです。

20140402 瀞峡から下流

これはバス停から少し降りたとこからの眺めです。

結構な絶壁を徒歩で降りないといけません。

そしてこれが上流側です。

20140402 瀞峡から上流

いくらPackraftが軽いとはいえ、足元はとっても悪いです。

パンパンに荷物の入った110リッターのザックを背負ってますから結構大変です。

早く漕ぎたい気持ちも押さえないと転落です。


谷底になんとか辿り着いてからは少し上流側まで歩き、そこから出帆です。

仲良く並んだアベックパックラフト。

20140402 瀞峡でのアベックpackrafts

もうこの時点でかなりの満足感と達成感を味わえます。


漕ぎ出してすぐのショットなんですが、

何だか異様なモノが、、、、、、

20140402 瀞峡から出帆 でもアレ何?

分かりますかねぇ~

右上の方に目を疑う様な不安定なモノが。。。

拡大してみますよ。。。。。

20140402 瀞峡の廃墟

断崖絶壁に足場を組んで、その上になんと民家です。

しかもそこに行くには吊り橋を渡って行くみたいですが、、、、、

既に朽ち果てた吊り橋が写ってますよ。


民家の床の下は何もありません。

空中に浮いたような民家です。


落ち着いて寝れる様には感じません。

トイレの時はそのまま下に落下するんでしょうか。。。


なんとも恐ろしげな廃墟を後に、どんどん漕ぎ下ります。

基本は「ラオス」帰りの同伴者「サイモン」氏が先導してくれます。

20140402 基本はサイモン氏が先導

そのうちに ゴォ~ という音が近づいてきます。

最初の「瀬」です。

20140402 最初の瀬

どんな瀬でも最初の瀬は異常に緊張しますよね。


水量は結構豊富です。

底を擦ることはまずありません。

流れも意外と結構しっかりとあります。

20140402 意外と速い流れ しかも深い なぜ

実は、このコースはその季節になると観光客用のジェット船が運行される。

スクリュー船ではないので喫水は浅いが、ポンフを回すためのエンジンがついている30人は乗れそうな船だ。

そんなデカい船が通れる深さを維持できる様に川底を整備しているらしい。


そんな訳で、川の中央を進んでいる限りは、底は擦らない。

水量がしっかりあるので、なかなか迫力があって楽しめる。


ところが、その季節を前にして、そのジェット船が試運転のためなのか頻繁に上ったり下ったりする。

漕舵手はどの船(5~6隻か?)も新人っぽく、研修も兼ねているみたいだ。


当然、何回もそのジェット船と鉢会う。

その時は川岸に寄らなければならないが、「引き波」には注意しないといけない。


また、ちょうど「瀬」を下っている時に、ジェット船に鉢会うとかなり慌てる。

この時にPackraftの基本である「フェリーグライド」がしっかり出来ていると、転覆のリスクを減らせる。

SunnyEmotionでしっかりと基本のトレーニングを受けておいてよかったと感じる。

( ご参考記事 )

魅惑のプライベートレッスン by SunnyEmotion

魅惑のプライベートレッスン - More Packrafting with SunnyEmotion!


そんなこんなで、遂に最初の野宿の野営地に到着。

というより、谷間の夜は早くやってくる。

陽が傾く前に野営地のポイントを決めないといけない。

そして選んだのがココ。

20140402 野営地

30分歩けば、湯ノ口温泉だ。

その日の疲れを癒すには最高のポイントだった。

これはその日の漕行程だ。

20140402 MAPs 漕行程図

最高の温泉につかり、

缶ビールと干物ですっかり里心が芽生え、

もう野営地には戻りたくなくなった。


そこから1時間も歩けば、りっぱな宿泊施設もある。

なんと言えばいいのか、

どうしてわざわざ野宿をしないといけないかという疑問が脳裏に浮かぶ。


ふと同行者の「サイモン」氏の方に振り向くと、

そんな小生の気持ちが見透かされたのか、

『いいですよ。旅館に泊まりましょうか?』

悪魔?か天使の囁きの様である。


イカンイカン!

これは氏に試されている。。。

『いやいや、野営地に戻りましょう。』 と返した。


テントは明るいうちに張っておいた。


もう真っ暗な野営地に戻り、アルファ米の牛丼リゾットとコーヒーを楽しんだ。

話題は、もっぱら「サイモン」氏の「ラオス」土産話だ。

( ご参考記事: 大河メコンでのフランス人入植者に想いを馳せる ~ 「開き」もあるでよぉ!


その日は早朝からの活動の疲れのせいもあったのか、意外と気持ちよくすっと寝れた。

その晩は、小生にとっては2回目のテント泊だ。

でも電気もガスも水道もない環境は初めての夜となった。


すっとは寝れたが、夜中(実際は21:30頃)に何度も目が覚める。

諸先輩方々ならお分かりでしょう。


そうです。

結構、野生動物が活動しています。

特に「牡鹿の雄叫び」ってんですか?

『クゥ~~~ クゥ~~~』

何度も泣きます。

なにやら恐怖を感じます。


頭の右の方から聞こえたとおもったら、しばらくすると、足元の方向から聞こえます。

気のせいか、、、牡鹿が枯枝を踏む音すら聞こえて

身の危険すら感じてきます。


そのうちに今度は、

『グゥ~ グゥ~』

これは「サイモン」氏のいびきだったんですが、小生も寝ぼけた状態ですから、それすら野生の動物のうなり声に聞こえます。

そのうちに小雨も混じり、テントの屋根を叩きます。

いろんな錯覚が増長されます。


以上、何の「オチ」もありません。

その夜は、そのまま眠気が恐怖心に勝り、最後に時計を確認した22:30から、翌朝5:00に目覚めるまではほぼ熟睡だったみたいです。


こんな感じで初日が終わり、翌日の顛末はまた次回とさせて下さい。

「オチ」がないので今日は眠気が・・・・・・・・

( 翌朝5:00の「サンモン」氏のテントです。 )
20140403 翌朝






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熊野那智大社への修験道を漕ぐ! その弐 <往路編>
2014-06-22-Sun  CATEGORY: 出撃/撤収記録 - 4号艇
今回の同行者「サイモン」氏もそうだが、移動は車ではなく、公共交通機関を使う。

そうだ。

所謂 『 電車行 』 だ。


車と違ってカヤック・キャンプ道具をザックに詰め込む。

今回は軽量 Packraft ではあるが、完全防水ザックに詰め込むので 約 12 kg の荷量となる。

そしてこれが当日の110 リッター完全防水ザックだ。

20140403 ドラムカン

それでも通常のファルトカヤックではないので、半分の重量で済むのは有り難い。

今回が実戦での初の使用だ。

だが、この110リッター、ザックだけでも重たい。

なのに、この中には テント・寝袋・マットレス・Packraft・パドル・救命胴衣・食糧・水・雨具・パドルシューズ・登山靴・防寒着・アルコールストーブにその燃料や食器・・・・・・・・

一度 荷造りしてしまうと、必要なものを出すには一度 すべてのモノを出さないと・・・・・それだけでもうヘトヘト。


しかも上手く荷造りしないと自立しない。

それでも、さすが米国の会社のプロデュースだ。

かなり乱暴に扱っても大丈夫そうだ!



20140403 飛騨路へ

「電車行」の遠征の移動は、だいたい始発・最終列車での移動となる。

今回は4月初旬のプロジェクトではあったので、「青春18きっぷ」 を活用したかった。


しかしそれでは、和歌山・三重・奈良県の県境のその日の出撃ポイントまで辿り着けない。

しょうがない。


今回は贅沢にもJR特急「南紀1号」で名古屋から まずは新宮まで。

それにしても在来線の特急列車にはのんびりとした風情の贅沢感が味わえる。


そんな特急列車に約250kmの距離で4時間近く乗る。

経済性とスピードを重視した新幹線だと、1時間強の距離だ。

20140403 南紀の車窓から

その車窓からの眺めも、新幹線と較べるとゆっくり流れる。

20140403 南紀へ

車内も新幹線の乗客とは雰囲気がかなり違う。

直ぐに打ち解け会話も弾む。

( 因みに、後ろの彼女とは尾鷲でお別れ。)



そして目的地の駅 「新宮」 に11:34 am に到着。

12:00過ぎの熊野交通の路線バスに。

熊野川にそってドンドン奥地へ。

20140403 そして熊野交通

熊野川から北山川に分かれる辺りでバスを乗り換える。

バスのサイズも小さくなる。

201404003 さらに奥へ熊野交通

バスの車窓から、川下りのコースを下見しながらさらに奥地へ。

20140403 北山川沿い

そして着いたのが和歌山・三重・奈良県の県境に位置する「瀞峡」だ。

20140403 どん詰まりへ熊野交通

さすが、日本だ。

こんな所にまで交番がある。

20140403 どん詰まりの交番

熊野川の支流「北山川」、太平洋 熊野灘から約40km上流のところまでの路線バス乗り継ぎの旅も終わった。


そしてついに、、、、、

いやもう最高っす!

20140403 そしてパラダイス 初瀞峡

てなことで、非日常感100%の冒険の続きはまた次回に。

その参<牡鹿の雄叫び編>としてレポートしたい。





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